クリームソーダとウイスキーコーク
2012年6月6日クリームソーダとウイスキーコーク
渚を見渡すいつものバーで
マスターは必ず私の前にソーダを
あとでコッソリ交換する アナタと私のオーダー
「だってダックテイルにジュースじゃ、格好つかないだろ」なんて笑うアナタに
ポニーテイルの後れ毛直しながら私は言う
「そんな事より、早く踊りましょうよ」
彼がコインを落としたジュークボックスから イカしたナンバー
水玉のフレアスカート揺らして踊れば
クール気取ってたアナタも、つられて
皮ジャン着たまま、床にツイストねじこんでる
ねえ、こんな跳ねたリズム、たまらないね。
うん、このウッドベースがまた腰にくるんだよ。
ああ、ここの鍵盤が、胸をキュンとさせるわ。
そう、こんな甘くせつないメロディーは…
私達はいつもこんな会話を、目と目で、ダンスで、交わしている。
きっと、こんな夜が、永遠に続くのよね…?
あの海が波打つのを、やめないように…。
バーを出る頃には、もう薄日がさしていた。
「もう一曲だけ、踊っていこうよ?」
波打ち際へ。
「なんだか、ここは、俺達と似ている気がするからさ…」
ああ、アナタも、同じ事感じてたのね…。
やっぱり。
私達の渚のダンスホールは、終わらない。
渚を見渡すいつものバーで
マスターは必ず私の前にソーダを
あとでコッソリ交換する アナタと私のオーダー
「だってダックテイルにジュースじゃ、格好つかないだろ」なんて笑うアナタに
ポニーテイルの後れ毛直しながら私は言う
「そんな事より、早く踊りましょうよ」
彼がコインを落としたジュークボックスから イカしたナンバー
水玉のフレアスカート揺らして踊れば
クール気取ってたアナタも、つられて
皮ジャン着たまま、床にツイストねじこんでる
ねえ、こんな跳ねたリズム、たまらないね。
うん、このウッドベースがまた腰にくるんだよ。
ああ、ここの鍵盤が、胸をキュンとさせるわ。
そう、こんな甘くせつないメロディーは…
私達はいつもこんな会話を、目と目で、ダンスで、交わしている。
きっと、こんな夜が、永遠に続くのよね…?
あの海が波打つのを、やめないように…。
バーを出る頃には、もう薄日がさしていた。
「もう一曲だけ、踊っていこうよ?」
波打ち際へ。
「なんだか、ここは、俺達と似ている気がするからさ…」
ああ、アナタも、同じ事感じてたのね…。
やっぱり。
私達の渚のダンスホールは、終わらない。
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