7月30日の日記

2011年7月30日
忘れちゃうのは、順番なのかな

「火事だあ!」
「あんた、あたい、待ってるからね。
今宵も、無事に帰ってくるんだよ。」
「あたりめえだ!おいらはちゃきちゃきの江戸っ子、惚れた女ぁ泣かせねえよ」あたいは、今宵も、月見上げ、泣いて待つんだ。
火消しのあんたをね。

そんな事も、あったね。

あれは?
ミルクたっぷりの濃いコーヒーすすったら、また馬にまたがり、星座だけを頼りに、次なる土地へ。
いつも、私を、心配そうに、振り返ってくれたじゃない。

ああ、そんなときも、あったけどね。
「もー、あききゃった。
まるいまど
まるいほし
まるいみず
あの星まで、あと、どんくらい?」
とがった耳すませ 待っている
君がここへ来るのを

そしてさ、
三角お屋根のあすこに行って、今度こそ、成功させようね。
ふたりが いつ どこで出会っても
ちゃんと、結ばれますように。
結ばれますように。
そう書いて、あたしは、ケータイを閉じる。



ふしぎだね、
しっているのは、きっと
お月様だけ

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