百物語・百話目。
2011年7月12日「…でもね、なんだか、奇妙だったの。」
(…ゴクリ)
「だって…」
(…ゴクリ)
「そのトンネル内にいるのは、私だけだったはず…なのに」
(…ゴクリ)
「後ろから…」
(…ゴクリ)
「コツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ!!」
「きゃああああ!!」
そして、私は、最後の火を消して、話を続ける。
「みんな…あのね…?聞いた事あるでしょ?
こうゆう話をしていると、かえって、そこに」
「コツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ!!」
「ぎゃあああああ!!」
「で、出たああああ!!」
「に、にんげんんん!!」
私達にとって、あるはずのない恐るべき存在、「人間話」は、かっこうの「身の毛がよだち涼しくなる」奇怪な話でした。
「あ、足音がするんだなんて…」
(…ゴクリ)
「だって…」
(…ゴクリ)
「そのトンネル内にいるのは、私だけだったはず…なのに」
(…ゴクリ)
「後ろから…」
(…ゴクリ)
「コツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ!!」
「きゃああああ!!」
そして、私は、最後の火を消して、話を続ける。
「みんな…あのね…?聞いた事あるでしょ?
こうゆう話をしていると、かえって、そこに」
「コツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ!!」
「ぎゃあああああ!!」
「で、出たああああ!!」
「に、にんげんんん!!」
私達にとって、あるはずのない恐るべき存在、「人間話」は、かっこうの「身の毛がよだち涼しくなる」奇怪な話でした。
「あ、足音がするんだなんて…」
コメント