泣きましょう

子供のように 泣きましょう
みんながみんな、子供で
みんな、ぶっこわれそうな精神を
必死で ギリギリで 耐えている
まずは
その 子供の自分を
だっこしてあげて
「泣きましょうね」って

うまく泣けない時は
本でも音楽でもマンガでも　手伝ってもらって
自分が本当に悲しんでいる原因のヒントが隠れているから
それで

それで
「大丈夫。ひとは、どんな痛み、苦しみ、悲しみにも、いつか、慣れる、そして、飽きる、そして、次の、なにかに、行きたくなる日が来るから」
と 言ってあげる

そのこは まだ その言葉を 信じられないかもしれないけど
いつか
いつか
長い時を経て
ふと その言葉を 思い出して
「そうだったらいいな」
と思うようになって
「そうなれー」
と思うようになって

そして
そして
気づいたら
そうなっているのです

かつての私が そうだったように。
「子供(こころ)ちゃん」に、「大人(あたま)さん」が、言ってあげるのです

そしていつか
ほかの「子供」に
そう言ってあげられるようになるの

わたしは
それを
実感
した
事が
あるから。

大丈夫。
大丈夫だよ、みんな。
みぃんな、大丈夫だよ。