奮闘記

一緒に住む前から、なんとなく、わかっていました。
あの…誰の曲だっけ…
初めてあのアパートの部屋に行った時から
ふたりで 鍵を しめて
…って、まわってたんです。
でもきっと、いつもの、悪い、思い癖だわ、って、、
ひのあたるへや
たてにひろい あの部屋
開けきれない段ボールにまみれて、キスして眠った…
あのひとの仕事がやっと始まって、
おこのみやきを用意して待っていた
帰宅した彼の、嬉しそうな顔…
…いま思えば、
毎週木曜日は、仕事後ミーティングで遅い、とゆうのも、女に会ってたのかもしれないね…
でも、まだ全然信じてた。
まだまだ私の収入しかなく、なけなしの材料と、なけなしの腕で、携帯でレシピを探して、作ったっけな…
たまにダメ出しもされつつ、基本、「おいしかった、ありがとう」と言ってくれた。
2人のお休みが合えば、安く遊べるとこ探して、ひたすら歩いた…
その朝、ニュースでやったイベントに、いきなり行ったり(笑)
とにかく昼間から、酒飲んでさ(笑)ふわふわしながら、色んな街を歩いた。
…なん駅分も、歩いた(笑)
時には、2人とも大好きな居酒屋にいったり(更に、はしごしたり笑)
春は、なんか海外のビールとジャンクフードの催事。
覚えてる、帰宅後の彼の言葉。
「今日も楽しかったな。まあ、お前と一緒ならいつも楽しいけどな」
まだ、たまに、言葉で、愛情表現してくれていた頃です。
夏は、花火大会。
おおきな、それはそれはおおきな、花火に、揃って興奮したものです。
満員電車気にして、早めに帰るつもりが、あまりに美しい花火に2人とも、振り向いては立ち止まり…
秋。
…秋は、どうしていたかしら…。
ライブに行ったりしたのかな…。
彼の行きたいライブに。
…ああ、で、彼は、二日酔いして、仕事サボって、早めに仕事やめる事に…(笑)
あたしは、勿論出勤しましたお(笑)
五年半、真面目に、働いてましたから。
私の収入がなくなってしまったら、暮らせない、てのもあったし。
冬。
また、お鍋の季節だね。
出会いたての遠距離時代、あなたのおうちで、よく作ってくれたね…。
一緒に住んでからも、よく、お鍋したね。
…土鍋が壊れる位(笑)。
壊れてからは、普通のお鍋で、したね。
具材にこだわるあなた、意外と、コストかかるのよ…なんて思いながら(笑)
そして…
大きな地震が…あって…。
いちいち過剰反応する私。「起こすな」と彼。
私は、とうてい、彼には理解されない、方法をつかった。
日本を、うすむらさきぴんくで包み、地球を、ゴールドで包み。
…愛し合っているのに、一生の別れになってしまった、被災地の方々、、
…どんなに、孤独で、不安だろう…
頭のおかしい私は、
いまも
へいきで女抱きまくってるだろうあのひとが、
孤独ではないだろうか…って、
思う。
だって、嘘つきは、孤独なはずだから。
嘘をつかない私と…
一緒に過ごしていた頃、
あなたも、本当は…
嘘のない自分で、愛されたい、と思ってたんじゃないだろうか…
…なんてね、
話それちゃったー(笑)
酒プラス、睡眠薬も飲んだのに、寝れないひとの、また、徒然です(笑)
外に女がいたあなた、
あたしといるよりも、幸せですか…？

やすみますね