お笑いアセンションロックンロール・ノベル(笑)
2010年11月19日サンタクロース、哀しみを唄う
「贈っても、贈っても、ひとりぼっち…」
僕はパーティーに呼ばれない
僕は、みんなが寝静まった夜に、プレゼントを贈るだけ…
今宵は、年に一度のクリスマスイブ
さみしがりやの僕は
みんなの寝顔を見られるだけでも
嬉しいんだ…
トナカイ、心配そうに僕を振り返る
「ひとりぼっちじゃないよ!ボクがいるじゃないか!」
うん、そうだね。ただ…お前が、しゃべれたら良かったのにね。
…さあ、そんな独り言言ってる間に、街が見えてきたぞ
今年は、あの大きな煙突のお家から、お邪魔するとしよう。
すぽん
すっとーん
もくもく…と、灰まみれは慣れたもの…
…おや?
かまど、なぜか、ふわふわしてる。
見ると、サンタクロースのお尻の下には、上質そうなブランケット。
ふいに、部屋中が明るくなって…
「サンタクロース、つかまえたー!!」
そこには、毎年見慣れてるはずの子供達、の、寝顔…ではなく…笑顔。
「サンタのおじさん、いつも僕らが眠ってる間に、帰っちゃうんだもん!!」
「今夜は、私たちとパーティーよ!!」
クラッカーたくさんはじけ飛んで、ケーキにクッキー、七面鳥。
シャンパンでダンスする頃には、サンタの白ひげは涙でびしょ濡れ。
優しい女の子がトナカイもお家に招き入れ。
ハッピーなパーティーは朝まで続いた。
次の年から、その街では、
クリスマスイブだけ、子供達の夜更かしが許されるようになったそうな。
(*^w^)
「贈っても、贈っても、ひとりぼっち…」
僕はパーティーに呼ばれない
僕は、みんなが寝静まった夜に、プレゼントを贈るだけ…
今宵は、年に一度のクリスマスイブ
さみしがりやの僕は
みんなの寝顔を見られるだけでも
嬉しいんだ…
トナカイ、心配そうに僕を振り返る
「ひとりぼっちじゃないよ!ボクがいるじゃないか!」
うん、そうだね。ただ…お前が、しゃべれたら良かったのにね。
…さあ、そんな独り言言ってる間に、街が見えてきたぞ
今年は、あの大きな煙突のお家から、お邪魔するとしよう。
すぽん
すっとーん
もくもく…と、灰まみれは慣れたもの…
…おや?
かまど、なぜか、ふわふわしてる。
見ると、サンタクロースのお尻の下には、上質そうなブランケット。
ふいに、部屋中が明るくなって…
「サンタクロース、つかまえたー!!」
そこには、毎年見慣れてるはずの子供達、の、寝顔…ではなく…笑顔。
「サンタのおじさん、いつも僕らが眠ってる間に、帰っちゃうんだもん!!」
「今夜は、私たちとパーティーよ!!」
クラッカーたくさんはじけ飛んで、ケーキにクッキー、七面鳥。
シャンパンでダンスする頃には、サンタの白ひげは涙でびしょ濡れ。
優しい女の子がトナカイもお家に招き入れ。
ハッピーなパーティーは朝まで続いた。
次の年から、その街では、
クリスマスイブだけ、子供達の夜更かしが許されるようになったそうな。
(*^w^)
コメント