2009年の夏、私はドライブに出かけた。
陽気な野生児と、不安げな芸術家と、悪意なきプレイボーイと。
目指すは、海!
そこにはきっと、それは美しい、青と青と白が果てしなく広がってい…るのかな?
ついてみるまでは、まだ解らないけどね!
とにかく車に乗り込んた゛。
プレイボーイの運転する助手席には、シートベルトした私。音楽をオールジャンルころころかける私を、彼は気に入ってくれたみたい。ふりかえって野生児とボケ合う。みんなで笑い合うのが大好きだよ。
途中、沢山の街に立ち寄った。スラムや、下町や、高級住宅街や。街の人々は、クールだったり、温かかったり、なつこかったり、様々だった。
この旅は、私の誕生日から始まり、プレイボーイの誕生日(その夜彼はどこかへ。。笑)、そして、繊細なアーティストの誕生日。。
いろんな事があったなあ。
でも、彼らとこの夏、旅の道連れになれたことが、きっと、ずっとずっと宝物だ。
もうすぐ車は、海へ。そこはどんな景色だろう?きっと、どうあれ、素敵な景色には違いない。ただ…。
そこへ着く歓びとは裏腹に、この旅が終わってしまうという、せつなさが、溢れていて、さっきから車内、誰ひとり、喋らない。。
私が、いつも笑ってる、笑わせてる私が、元気でなくちゃねえ!
だけど、無理矢理なギャグも、今の私達には響かないだろう。
それなら。。
私は音楽を流す。
それはこんな唄だ。
素晴らしき世界だ/めくるめく世界だ/気楽にやろうぜ/全てを抱きしめよう
曲に合わせて、私は唄い出す。
楽しむべきだ、いつまでも!/毎日がカラフルなスライドショー!
私の、あまりにもデカイ歌声に、3人の笑みが聞こえた。
「っしゃあ!とばすぜ〜!」プレイボーイがアクセルを踏み込むと、海岸線の椰子の木々がみるみる後ろへふっとんでいって、みんなで「あぶないよ〜!」と、大笑い!
海が、見えてきた。。

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